ISDN回線を使ったFAXサーバーの通信障害解析
ISDN回線を使用するFAXサーバーの通信障害では、通常FAXサーバーのログを見るしか対処方法がありません。 本構成では、ISDNプロトコルアナライザとG3FAXプロトコルアナライザを併用することで、障害の原因が回線側かFAX側かを容易に特定し、詳細な原因究明が可能となります。
FAXサーバーの回線にISDN(BRI/PRI)を 使用したシステムの測定方法
- TMP-9608/TMP-9609/TMP-9701をFAXサーバーとDSU間のS/T点に接続します。 ※ハイインピーダンス接続ですので回線に影響はありません。
- TMP-9608/TMP-9609/TMP-9701の600Ωアナログ出力をFX-401/FX-402/FX-403の入力へ接続します。 ※ミニプラグ-RJ11ケーブルを用意する必要があります。
TMP-9701 ISDN多回線アナライザ
◆ BRI/PRI回線を8回線同時にキャプチャし、回線交換手順の解析と音声信号・パケットの長期間記録が可能です。 ◆ 8回線を回線毎にBRI/PRIの選択が可能です。 ◆ 通話録音機能は、最大184chを2か月間以上録音可能です。(PRI×8回線時) ◆ 録音データは、送信/受信をLch./Rch.に分けて記録を行うので、音声信号の詳細な解析 に有効活用できます。 ◆ 測定データは内蔵メモリに保存され、パソコン等で編集可能な形式に変換して使用できます。 ◆ パソコンとの接続の為にLANポートを有しており、遠隔からの設定や測定状態の監視の他 測定データの収集が可能です。
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FX-403 G3ファクシミリテスタ販売終了しました。
電話回線とFAX間に接続しG3FAXのITU-T T.30プロトコルをデコードして解析できます。さらに、FAX信号以外に端末-交換機のシーケンス(発ダイヤル番号、ナンバーディスプレイ信号、ダイヤルイン信号、レベル、電圧等)も解析できます。本体にフラッシュメモリを内蔵しており長期間の連続監視が可能です。トラフィック測定モードも備えております。
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